国内女子ゴルフの「アース・モンダミン杯」3日目(26日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、12位から出た古江彩佳(21=富士通)は70をマーク、通算7アンダーの8位に順位を上げたものの、首位との差は5打から9打に大きく開いた。

「パーがやっとのゴルフをしていた中で、前半も後半もスコアを伸ばせたのは良かったと思います」。前半は特にショットが安定せず、なかなかチャンスを作れない展開。「状態はそれほど悪い感じではなかったけど、自信を持てなかったのが曲がった原因かなと思います」と振り返った。

 週明けの世界ランキングで出場選手が決定する東京五輪の代表入りには優勝が絶対条件。それにはツアー史上2番目となる9打差をひっくり返す大逆転Vが必要になった。

 今季の3勝は最終日を首位(タイを含む)で迎えてのもの。一昨年のアマVは2位からの逆転だったが、わずか1打差。過去のデータからは逃げ切り型だ。

「自分のできる限りのことができればいいと思います。(首位との差は)頭に入れずに自分に集中。うまくいけば、ご褒美だと思って、この試合に集中したいと思います」
 最終日は雨の予報。コンディションが悪くなれば、何があるか分からない――。そんな一日になるのだろうか?