女子ゴルフの海外メジャー「全米女子プロ選手権」(24日開幕、ジョージア州アトランタのアスレチックC=パー72)の予選ラウンド組み合わせが22日に発表となり、渋野日向子(22=サントリー)はアリヤ・ジュタヌガーン(25=タイ)、クリスティ・カー(43=米国)と同組となった。

 渋野は海外メジャーの「ANAインスピレーションズ」「全米女子オープン」と連続で予選落ちしており、巻き返しが期待されている。また、日本勢は「全米女子オープン」でメジャー初優勝を飾った笹生優花(20=ICTSI)、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)、上原彩子(37=モスバーガー)が出場する。

 今大会後には東京五輪代表が決定する。28日付の世界ランキングで各国上位2人が代表となるが、日本勢では現在9位の笹生がフィリピン代表として五輪に出場するため、除外すると、1番手は11位の畑岡、25位の稲見萌寧(21=都築電気)、28位の古江彩佳(21=富士通)の順で、31位の渋野は4番手となる。

 すでに畑岡の代表入りは確実で、稲見と古江は国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」(24日開幕)に出場。渋野が逆転で代表になるには高額賞金の海外メジャーで上位に入ることが絶対条件となるだけに、今大会の行方が注目だ。