国内女子ゴルフの「宮里藍 サントリーレディス」2日目(11日、兵庫・六甲国際GC=パー72)、2位から出た稲見萌寧(21=都築電気)が、4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算10アンダーの首位に浮上した。

 パーオンを逃したのは2番パー4と5番パー4の2ホール。安定感あるゴルフを展開した。稲見は「ここ2日間ノーボギーで上がったことはすごくよかったなと思います。昨日よりドライバーが安定しているんですけど、結構曲げてしまったりというのがあったので、その辺は修正したいなという感じです」と振り返った。

 勝負の決勝ラウンドに向けて「天気があんまりよくないと思うので、伸ばし合いになるのかどうかは、どうなのかなと思うけど、その中でも耐えるところは耐えてなるべく伸ばしていけたらと思います」と優勝を争いを見据えた。

 現在、世界ランキング日本勢2番手(26位)となっており、優勝すれば、東京五輪出場に大きく近づく。