国内女子ゴルフの「リゾートトラストレディス」2日目(28日、愛知・セントクリークGC=パー72)、第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、山路晶(22=森六グループ)が第2ラウンドでツアー史上初となる2度のホールインワンを達成した。ただし、スコアは73で、通算4オーバーの75位で予選落ちとなった。

 3番パー3では139ヤードを9Iで、7番パー3では172ヤードを7Iで放り込んだ山路は「1度目はイエーイってみんなで喜んだんですけど、2度目は怖~い、ヤバすぎって感じでした」。

 アイアンショットの好調ぶりとは対照的に1Wが乱調で、3番でホールインワンをしたボールは5番パー5でOBを打ち、紛失してしまったという。

 今大会はすべてのパー3にホールインワン賞800万円が設定されているが、対象は最終日のみ。それでも、主催者は3番10万円、7番100万円の賞金で、史上初の快挙を祝福した。

「賞金が最終日だけというのは分かっていたので、そんなに頂けるとは思っていなかったのでビックリしています」。予選落ちで本来の賞金はゼロだが「今週は黒字ですね」と苦笑いだった。

 キャリーで250ヤードという1Wの飛距離が持ち味の黄金世代の一人。「目標は早く初優勝することです」と今後の試合に向けて意気込んだ。