ゴルフの国内男子ツアー「ゴルフパートナー・プロアマ」最終日(23日、茨城・取手国際GC東C=パー70)、通算21アンダーで並んだ大槻智春(31=真清創設)、スコット・ビンセント(29=ジンバブエ)とショーン・ノリス(38=南アフリカ)のプレーオフとなり、2ホールをパーセーブしたノリスが優勝した。

 最終ラウンドの18ホールではノリスが63。ビンセントが62と伸ばした一方で大槻は最終ホールに痛恨のボギーを叩いての68で、通算21アンダーに3人が並び、勝負はプレーオフとなる。

 18番パー4で行われたプレーオフは、1ホール目でティーショットを左に曲げ、フェアウエーに出した後の3打目もミスした大槻がまず脱落する。

 2ホール目は2人とも右に曲げたものの。前方が開けたラフから2打目を打つことができたノリスがパーセーブして優勝した。

「今週はキャディーの体調が悪くて自分でバッグを運ぶことになった」と話したノリスは、2週前の片岡尚之(23)に続くセルフプレーでの優勝者となった。

 金成玹(キム・ソンヒョン、22=韓国)が2イーグル、8バーディーの58で回り、2010年「中日クラウンズ」最終ラウンドで石川遼(29=CASIO)がつくった、18ホールの最少ストローク記録に並んだ。