国内女子ゴルフ「ほけんの窓口レディース」初日(14日、福岡・福岡CC和白C=パー72)、ミレニアム世代の吉田優利(21=エプソン)が7バーディー、1ボギーの66をマーク、6アンダーで首位に立った。

 コースマネジメントを自らの長所に挙げる吉田は「パッティングをどこから打ちたいかから逆算してティーショットの位置を考えています」。

 初めてのコースでも戦略はバッチリ。ただし、唯一のボギーとした8番パー4だけは「ティーショットが打ちづらくて、フェアウエーに置くのも難しいのでクラブ選択を考え直そうと思います」と話した。

 プロ23試合目にして初の首位発進に「うれしいですし、気持ちいいですけど、いいプレーの中にも反省点があって、それをちょっとでもいい方向に持っていけるように考えるのがプロかなと思っています」。

 冷静に自分のプレーを分析しながら、古江彩佳(20=富士通)、西村優菜(20=スターツ)に続く、世代3人目の優勝を目指す。