男子ゴルフの石川遼(23=CASIO)が22日、千葉県内のコースで同じキャロウェイ契約選手の深堀圭一郎(45=フォーラムエンジニアリング)、上田桃子(28)らとともに、同社の新ドライバー「ビッグバーサアルファ815」の公開テストを行った。

 石川は「やさしいクラブだと思った。プロでも飛距離が出て、曲がらないクラブには助けられる」と手応え十分。調整を行う前の段階ながら安定して300ヤード前後の飛距離をマークした。R&Aの適合ドライバーリスト掲載が必要なため、実戦投入は米ツアー「CIMBクラシック」(10月27日~、マレーシア)の前後になる見込みという。

 悲願の米ツアー初Vに向け、石川は「ドライバーを武器にしたい。他の選手より有利な位置からグリーンを攻められれば、チャンスは広がる」と鼻息も荒い。年内の試合は限られているが、新兵器を手にその機会をうかがう。