女子ゴルフの「ワールドレディスサロンパス杯」3日目(8日、茨城・茨城GC東C=パー72)、首位スタートの高橋彩華(22=東芝)が69とスコアを伸ばし、通算12アンダーで2位に3打差をつけ単独首位を守った。

「長めのパーパットをうまく決められました」。5番、12番でともに2メートルのパーパットを沈め、首位のプレッシャーの中、ノーボギーでのラウンド。終盤の16番パー4では3メートルのチャンスをものにするなど、3つのバーディーを重ねた。

 ツアー未勝利ながら優勝争いの経験は豊富。今年に入り、すでに2度、最終日を首位で迎えている。いずれも優勝を逃がしているだけに、できれば、追う立場で最終日を迎えたかったようだが「首位になったからには仕方がない」。優勝は意識せず「トップ10でいいやと思ってプレーしたい」と優勝争いを見据える。

 3打差の2位には大里桃子(22=伊藤園)、4打差の5位には臼井麗香(22=ディライトワークス)と同じ黄金世代がライバル。いずれも2度目のプロテストで合格した同期でもある。「いつもは仲のいい友達ですけど、試合では負けたくないです」。同期対決の先に初Vとメジャータイトルが待っている。