【ジョージア州アトランタ12日(日本時間13日)発】米男子ツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」(イーストレイクGC=パー70)2日目、年間ポイントランク29位で今大会をスタートした松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、2ボギーと1ダブルボギーで2日連続の71。通算2オーバーの19位となった。首位は8アンダーのB・ホーシェル(27=米国)。

 今大会終了時の年間ポイントランク1位に与えられる1000万ドル(約10億7000万円)のボーナスへ向け、スコアを伸ばしたい松山はこの日1番で3メートルを沈めてバーディー発進する。だが4番はラフからのアプローチがピンを10メートルもオーバー。そこから3パットでダボにしてしまった。

 続く5番は520ヤードと長いパー4。ラフからグリーンに乗せられず、5メートルも外してボギーとした。

 10番も奥からのアプローチが大オーバーしてボギー。15、17番でバーディーを奪って2つ戻したが、首位との差は初日の5から10へと広がった。

「パットもいい感じで打っていたら、3パットしたりしてしまう」と悔しがる松山。5月の「メモリアル」で初Vを挙げるなど、百点満点といっていい米ツアーのルーキーイヤーも残り2日となった。最後は伸ばして、V戦線に顔を出す締めくくりにしたい。