【シンガポール30日発】ゴルフの米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」(セントーサGC=パー72)2日目、渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、5ボギーの73と落とし、通算5オーバーで前日と同じ66位だった。通算11アンダーの朴仁妃(32)とパク・ヒヨン(33=ともに韓国)が首位。

 この日の渋野は10番でボギー発進。12番でバーディーを奪ったものの、雨が降り始めた15番パー3はティーショットがグリーン手前にショート。2打目は3メートルほどオーバーさせ、返しも決められずにボギーとしてしまう。

 続く16番は4メートルを決めてバウンス・バックのバーディーを奪うも18番で落とし、後半のアウトは1、3番がボギーで5、9番がバーディーと出入りの激しいラウンドを「あっという間に終わってしまった。最後まで何もできず、昨日と同じような内容」と振り返る。

 今大会の出場選手は69人。2日目を終えて下には1人しかいない〝ブービー〟の位置に「今はアンダーで回れる気がしない」と言いつつも、パット数は前日に続いて「30」となっていることから「微妙なラインを打ち過ぎてしまい、微妙なパーパットが残ることが多かったのを明日からなくしたい」ことを改善ポイントに挙げた。