ゴルフの海外メジャー「全米女子オープン」(6月3~6日)の日本予選(26日、神奈川・横浜CC東C、西C=ともにパー72)が行われ、勝みなみ(22=明治安田生命)がギリギリで出場権を獲得した。

 メジャー切符をつかめるのは5人。一日36ホールをプレーし、5オーバーの4位タイに3人が並び、1人が脱落となるプレーオフに突入した。

 勝は1ホール目のパー4の第1打を右の林に打ち込みボギーとしたが、他の2人もボギー。2ホール目のパー5でパーをセーブし、アマチュアの小暮千広(17=明秀学園日立高3年)とともに出場権を得た。

 出場すれば、3年連続3度目となる勝だが「日本ツアーとの兼ね合いもあるので、いろいろ話し合って考えていきたいなと思います」。現状では帰国後には2週間の自主隔離が必要となるため、日本ツアーは少なくとも3試合欠場となる。

 なかなか調子が上がらない中で「米国に行けば、気分も変わると思います。上位に行けば行くほど、いいプレーを見られるので、上位の選手のプレーを見て勉強したい気持ちもあります」。日没が迫る中でのプレーオフでつかんだ切符を行使するのか、結論を出すにはもう少し時間が必要なようだ。