ゴルフの国内男子ツアー「関西オープン」初日(有馬ロイヤルGCロイヤルC=パー71)、6アンダーの石坂友宏(21=日本ウエルネススポーツ大学)と池村寛世(25=ディライトワークス)が首位に立った。前週Vの金谷拓実(22)は2アンダーで24位発進となった。

 今シーズンはパーオンしたホールの平均パット数「1・7382」でランキング1位。「スコアはパッティングでつくってます」と言う名手がこの日は「1・9231」を記録して、出場150選手で116位。

 トータル29パットで、5番パー5では3パットのボギーとするなど苦しめられ「ラインが読みにくかったり、タッチが合わないホールがいくつかあった」と振り返る。

 先週の勝利で世界ランキングは118位から76位に上がり、松山英樹(29=LEXUS)に次ぐ日本勢2番手となり、東京五輪の代表圏内に入った。

 それでもランキングは変動するものだけに油断はなし。さらに「全米オープン」出場権を得られる60位以内を目指すため「今日練習する時間はたくさんあるので、しっかり練習して明日に備えます」と、昼過ぎのホールアウト後から入念に調整した。