男子ゴルフの海外メジャー「マスターズ」(11日=日本時間12日)を日本男子で初制覇した松山英樹(29=LEXUS)が来年の「チャンピオンズ・ディナー」で選ぶメニューが注目されている。

 歴代優勝者が集う大会の開催ウイークの火曜日に行われるチャンピオンズ・ディナーは前年覇者がメニューを選ぶことになっている。そこでインターネットの各コメント欄には「松山選手はどんなメニュー選ぶのか。やっぱりすしかな」など、松山が好きな食べ物にあげているすしを有力視する声が出ていた。

 1998年大会では前年大会で初の「マスターズ」優勝を果たしたタイガー・ウッズ(米国)がチーズバーガーをふるまって大きな話題となったが、2019年大会優勝で20年のチャンピオンズ・ディナーには米国風のすし「オーガスタロール」やさしみ、天ぷらメニュー(メインはステーキ)に選んでいる。

 17年には前年Vのダニー・ウィレット(英国)がイングランド風のメニューを提供。18年のセルヒオ・ガルシア(スペイン)も母国風の食事を選ぶなど、多くのゴルファーがふるさとや出身国を意識し、歴代チャンピオンをもてなしているが、松山はやはり和食で〝勝負〟するのだろうか。

 ちなみにTBS系情報番組「ひるおび!」にリモート出演した松山の恩師で東北福祉大ゴルフ部・阿部靖彦監督(58)は仙台名物の「牛タン」を早くもリクエストしていた。