【ジョージア州オーガスタ11日(日本時間12日)発】海外メジャー「マスターズ」最終日(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)、松山英樹(29=LEXUS)とともに最終組でプレーしたザンダー・シャウフェレ(27=米国)は72と伸ばせず、通算7アンダーの3位に終わった。

 松山に2打差と迫った直後の16番パー3で第1打をグリーン左の池に入れて痛恨のトリプルボギー。「完ぺきな8Iでした。全力で追撃モードだったので後悔はしていません」。計算していた左からの風が思いのほか、影響しなかった。

 2日間2サムでプレーした松山については「彼は勝者に必要なプレーをした。ロボットのようでした」。落ち着いたプレーぶりに舌を巻いた。

 シャウフェレにとっては一昨年の2位に続く惜敗。「新しい教訓を得ました。今回は追いかける立場で一昨年よりいいプレーをしていたと思います」。この悔しい経験を生かし、リベンジを誓った。