【マスターズ】単独首位の松山英樹 ウッズに憧れた舞台で「60台の重み」実感

2021年04月11日 14時55分

単独首位で最終日に臨む松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ10日(日本時間11日)発】男子ゴルフのメジャー「マスターズ」オーガスタナショナルGC=パー72)は、松山英樹(29=LEXUS)は通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。タイガー・ウッズ(45=米国)の優勝シーンを見て、オーガスタでのプレーを夢見た少年時代の思いをかなえることができるか。

 この日の公式会見で「マスターズ」の思い出を聞かれた松山は「最初に見たのはウッズが優勝したところ」と答えた。

 松山は1992年2月25日生まれ。ウッズは1997、01、02、05年と19年の5回「マスターズ」で優勝している。

 その中で特に記憶に残っているのものとして13歳だった05年に見た光景。16番パー3でグリーン左に外した状況からのアプローチで、カップの左からほぼ90度曲げて、最後のひと転がりで入ったチップインバーディーを挙げた。

 そして11年には、前年の「アジアアマ」を制した資格で、テレビで憧れていた舞台に初めて立った。

 見事にローアマを獲得したこの年は3日目に「68」をマーク。その際に忘れられない思い出がある。

「(自分が)ホールアウトした時に、9番を終えたスティーブ・ストリッカーに『ナイスプレー』と言われたのは今でも覚えています。ここ(マスターズ)で60台を出すのはこういうことなんだな、と思いました」(松山)。

 この日60台で回ったのは、49人中の11人。同じ組ならともかく、まだプレー中ですれ違った選手がわざわざたたえてくれたことに、「マスターズでの60台」の重みを理解したという。

「そういう思い出がある、その場でいい位置いられるのはうれしいので、明日はいいプレーができるように準備したいです」。

 過去30年では、最終組でプレーした選手の優勝が25回。日本初のグリーンジャケットへ向けた最終日のラウンドは、日本時間12日午前3時40分にスタートする。

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