【ジョージア州オーガスタ10日(日本時間11日)発】男子ゴルフのメジャー「マスターズ」オーガスタナショナルGC=パー72)は、松山英樹(29=LEXUS)は通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。

 4打差の2位に並んだのは松山と同じく初優勝を狙う4人。最終組に入るザンダー・シャウフェレ(27=米国)は、3日目に続いて松山と同組となった。

 今回は4回目の出場で、2019年には2位になっている。この日は15番パー5で、松山が2メートルのチャンスに2オンさせた状況で18メートルのイーグルパットを先に沈める。18番では左の林からグリーン右に外し、2・5メートルのパーパットを残したものの、確実に決める勝負強さを見せた。

 初日に65で首位に立ったジャスティン・ローズ(40=英国)はその後は2日続けてパープレー。16回目の出場で、15年と17年に2位になっているが、この日はパーオン率が50%にとどまった。

 マーク・リーシュマン(37=オーストラリア)は9回目の出場で、2013年の4位が最高成績。24歳のウィル・ザラトリス(米国)はホートン・スミス、ジーン・サラゼン(いずれも故人)とファジー・ゼラー(69=米国)に続く、史上4人目の初出場での優勝を狙う。