【マスターズ】松山英樹 連日のイーグル奪取で4アンダーの6位

2021年04月10日 09時16分

連日のイーグル奪取で4アンダー6位の松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ9日(日本時間10日)発】連日のイーグル奪取で魅せた! 今年の海外メジャー初戦「マスターズ」2日目(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、松山英樹(29=LEXUS)は71で回り、4アンダーの6位につけた。順位は初日の2位から後退したものの、首位との差は1つ縮まって3打差。悲願のメジャー初制覇へ、絶好の位置をキープした。
 上位に食らいつきたい状況で迎えた13番パー5でスーパープレーが飛び出した。

 右ラフからの2打目でグリーンをオーバーした松山は奥からパターを選択。手前は上り、グリーンに入ってからは下りの難しい13メートル。スムーズに転がったボールはど真ん中からカップインした。

「ラッキーっていう感じ。タフな状況からパターでうまく打てたんですけど、ちょっと強くて入るとは思わなかったんで、うれしかったです」。ここまで1つスコアを落としていただけに、大きなイーグル。ボールを拾い上げると、おどけたような表情を見せた。

 初日の8番パー5でもイーグルを奪っており、今大会2つ目。2日間合わせて8ホールで7アンダーと、パー5を完ぺきに攻略していることが好スコアの大きな要因だ。

 前夜の雨でスピードが変化したグリーンに序盤はリズムを狂わされた。2番パー5では2メートルのバーディーパットがわずかにショート。絶好のチャンスを逃すと、4番パー4ではボギーが先行した。

 その後、バーディーを奪えず迎えた9番パー4、2打目を打った直後にガックリとうなだれたが、結果的にはピン左5メートル。このチャンスをものにし、この日最初のバーディーを奪った。

 続く10番パー4では第1打を大きく左に曲げたが、木に当たってボールはフェアウエーに戻ってきた。ツキを感じさせる一打だったが、2打目をバンカーに入れてボギーとし、流れに乗れない。そんななかでのスーパーイーグルだけにその価値は絶大だった。

 コースコンディションの変化に「戸惑いはありました」としながらも「その中ではいいプレーができたと思います」。2日連続の60台とはならなかったが、しっかりスコアを伸ばした。

 シニアを除くと日本人男子の海外メジャー優勝はゼロ。「マスターズ」は10回目、メジャー全体では33回目の出場となる松山の悲願は日本ゴルフ界の夢でもある。

「2日間いい位置で終われたんで、まずは明日、いい位置で終われるように頑張りたいなと思います」

 初日から首位を走るのはリオ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(40=英国)、4位にジョーダン・スピース(27)、松山と同じ6位にジャスティン・トーマス(27=ともに米国)と役者が揃った混戦模様でムービングサタデーを迎える。

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