ゴルフの国内女子ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日(9日、兵庫・花屋敷GCよかわC)は午後6時13分に日没サスペンデッドとなり、全組がホールアウトできなかった。5番パー5でイーグルを奪った古江彩佳(20=富士通)は、イーブンで暫定20位だった。

 中継関係者がPCR検査で陽性となったため、濃厚接触者の有無の確認と関係個所の消毒のために開始が6時間半遅れた古江はその時間、車で30分ほどの距離にある六甲国際GCに足を運んでで練習していたという。そのかいあってか5番パー5では、残り102ヤードを54度のウエッジで入れるイーグルを奪った。

 3番と6番をボギーとし、7ホールをプレーしてイーブンでサスペンデッド。長丁場が予想される2日目にも「(体力は)大丈夫です」と語った。