【ジョージア州オーガスタ8日(日本時間9日)発】4月に戻ってきたゴルフの男子海外メジャー「マスターズ」初日(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、リオデジャネイロ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(40=英国)が65で回り、2位に4打差をつけ、7アンダーで単独首位に立った。

 1、7番をボギーとし、2オーバーまでスコアを落としていたが、8番パー5で2・5メートルのイーグルパットを沈めると、ここから一転してバーディーラッシュ。残る10ホールで7つのバーディーを重ねて、一気に他の選手を突き放した。

 過去15回の出場で2度の2位を含めてトップ10が5回。17年にはプレーオフでセルヒオ・ガルシア(41=スペイン)に敗れた。

 優勝こそないものの、コースとの相性は抜群だけに、追う松山らにとっては手ごわい存在となりそうだ。