【マスターズ】松山英樹 3アンダー2位の好スタート 課題のパッティングが冴えた!

2021年04月09日 09時14分

パッティングが好調で2位発進の松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ8日(日本時間9日)発】4月に戻ってきたゴルフの男子海外メジャー「マスターズ」初日(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、2バーディー、1ボギーの69をマークし、3アンダーの2位と好スタートを切った。ローアマに輝いた2011年の初出場以来、8年連続10度目の出場。前週に同会場で快挙を成し遂げた日本の新ヒロインに続き、悲願の初優勝に向けて突き進む。


 パッティングさえ入れば…。そう言われ続けてきた松山が好調なパッティングで流れをつくった。

 2番パー5ではティーショットを左の林に入れて2打目は出すだけ。残り134ヤードの3打目はグリーンをとらえたもの、不満そうな表情を浮かべた。

 序盤はややショットが安定しなかったが、パットは冴える。ジャストタッチで6メートルを沈めると、ピンチから一転のバーディー先行に表情を緩めた。

 さらに5番パー4では3メートル、6番パー3では2・5メートルを決めてパーセーブ。微妙な距離のパットをど真ん中から沈めた。

 そんな我慢の先にはチャンスが待っている。8番パー5では残り245ヤードから2オンに成功。7メートルのイーグルパットは再びジャストタッチでカップに沈めた。

 今季のパットの貢献度はマイナス0・296でツアー166位。データ的には課題のパッティングがこの日は最大の武器だった。

 松山は「ここまで硬く乾いたグリーンは初めてだと思います。2打目の置き場所が大事になると思ったので、そこはうまくできたかなと思います」。アマチュア時代からの経験を生かし、厳しいコンディションを見事に攻略した。

 後半の13番パー5では2オンを狙った2打目がグリーンをショート。グリーンとクリークの間の斜面に辛うじて止まった。ここから4メートルのチャンスをつくると、難しい下りのラインを沈めて、再びピンチをバーディーに塗り替えた。

 終盤の17番パー4では3パットのボギーを叩いたものの「17番以外はいいプレーができました」と手ごたえ十分。「グリーンは硬過ぎる?」という問いかけには「どう表現していいか分からないですね。みんなに聞いていください(笑い)」。2日目以降は雨の予報も出ており、グリーンの状態がどう変化していくかも気になるところだ。

 先週行われた「オーガスタ・ナショナル女子アマ」では梶谷翼(17=滝川二高3年)が優勝。「先週も試合に出ていたのであまり見られていないのは残念ですけど、彼女は本当にすごいことをやったと思うので、それに続けるように頑張りたいと思います」。オーガスタでの日本勢初Vから“連勝”へ、たすきをつなぐことを誓った。

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