「全英オープン」に続くメジャー2連勝を狙うマキロイは8バーディーの猛攻で66をマーク。5アンダーの4位と好スタートを切った。

 予選ラウンドは「マスターズ」覇者のバッバ・ワトソン(米国)、「全米オープン」覇者のマルティン・カイマー(ドイツ)との豪華ペアリング。そのなかでも輝きを放ったのは、やはり世界ランキングトップに返り咲いたマキロイだった。

 前半を3バーディー、ノーボギーで折り返したが、10番がOBでダブルボギー、11番ボギーで一気に貯金を吐き出した。全英から続く勢いもストップかと思われたが、ここから大爆発。12番で1・5メートルのチャンスをものにすると、13番2メートル、14番9メートル、15番1・5メートルとすべて沈めて4連続バーディーであっという間にミスを帳消しにした。

 最終18番パー5もきっちりバーディーで締めたマキロイは「もう少しいいスコアで回れたかもしれないが、いいスタートだ」。メジャー、世界選手権シリーズ、メジャーという驚異の出場3試合連続優勝が見えてきた。