国内女子ゴルフ「Tポイント×ENEOS」2日目(20日、鹿児島・鹿児島高牧CC=パー72)、ミレニアム世代の吉田優利(20=エプソン)が70で回り、6アンダーの暫定7位と好位置につけた。暫定首位はサイ・ペイイン(29=台湾)で11アンダー。降雨によるコースコンディション不良で26人がホールアウトできなかった。

 同い年の安田祐香(20=NEC)、飛ばし屋の渡辺彩香(27=大東建託)とのラウンドとなった吉田は「同組全員がいいプレーをしていて引っ張っていってくれたところもありますし、普段通りのプレーができて楽しかったです」。悪天候の中、確実にパーオンさせることを意識して、着実にスコアを伸ばした。

 一方で「3パットのボギーが2つあったので、そこがもったいなかったです」。アマチュア時代は課題だったパッティングが急成長。ルーキーとして臨む今季は平均パット数(パーオン時)8位と、むしろ武器にしているだけにグリーン上でのミスを悔やんだ。

 最終日に向けては「60台で回れるように頑張りたいと思います」。優勝争いに加わるチャンスも十分にありそうだ。