【フロリダ州ポンテベドラビーチ12日(日本時間13日)発】米男子ツアー「プレーヤーズ選手権」(TPCソーグラス=パー72)2日目は、前日に日没サスペンデッドとなった第1ラウンド(R)の残りと第2Rを行った。

 この日も日没サスペンデッドとなり、8人がホールアウトできず。第1Rで112位と出遅れた松山英樹(29=LEXUS)は5バーディー、2ボギーの69と伸ばして通算1オーバーでホールアウトしたものの、カットラインに1打及ばない暫定72位。予選落ちが確実な状況となっている。前週の「アーノルド・パーマー招待」で2位のリー・ウエストウッド(47=英国)が通算9アンダーで暫定首位。

「6アンダーをめざしてやった」というこの日の松山は、前半で4バーディーを奪って順位を上げていく。16番パー5でも伸ばして、カットラインにあと1打で迎えた、浮島グリーンが名物の17番パー3は、ティーショットをピンの根元に落として、奥3メートルに付ける。

 だが絶好のバーディーチャンスを決めきれず。18番はパーでホールアウトした。「パッティングはいいストロークができた」という一方で「細かいミスが多く、思うようにはいかなかった」と、この日のプレーを振り返っていた。

 松山は“第5のメジャー”と呼ばれる昨年の同大会で、初日にコースレコードタイの9アンダー「63」を叩き出し、2位に2打差をつけての単独首位発進を決めた。ところが、コロナの影響で2日目以降中止の憂き目に。それだけに、今年は優勝に向けて気合が入っていた。