【明治安田生命レディス】安田祐香 上々首位発進のウラに…母親にも気付かれぬ“プチ肉体改造”

2021年03月13日 06時15分

「一日五食」を目標に、理想の肉体を目指す安田祐香
「一日五食」を目標に、理想の肉体を目指す安田祐香

 スーパールーキーが真価を発揮し始めた。国内女子ゴルフの「明治安田生命レディス」初日(12日、高知・土佐CC=パー72)、ミレニアム世代の安田祐香(20=NEC)が67をマーク。武尾咲希(26=GOLF5)と並ぶ5アンダーで首位スタートを切った。昨年苦しんだ首痛の影響もあり、オフは100%の練習ができなかったものの“プチ肉体改造”に成功した。


 最終18番パー4で10メートル近いバーディーパットを沈めた安田は「入るとは思いませんでした」。久々の会心のラウンドに和らいだ表情を見せた。

 2番でボギーが先行したものの、3番ですぐに取り返すと、アイアンショットが冴え、中盤からバーディーを量産。「ティーショットが安定して、フェアウエーからグリーンを狙えたのが良かったです」

 予選落ちに終わった先週から1Wのシャフトを交換。「S」から「SR」への1段階軟らかくしたことが、ティーショットの安定につながった。

 昨年9月に首痛を訴え、頸椎捻挫で4試合を欠場。その影響もあり、デビューイヤーは思うような成績を残せなかった。オフも痛みや違和感はゼロにはならず「打ち込みがあまりできていないので、これから調子を上げていきたいです」。本来は自然と練習量が増えてしまうタイプだが、満足な練習はできなかった。

 一方で、テーマとして掲げたケガをしない体づくりにはしっかり取り組んだ。「できれば一日5食」と食事量を増やして体力アップを図ることを誓ってオフに突入。母・美香さんは「一度に多くは食べられないので、少しずつ何度も食事はしていました。ストレスにならない程度に甘いものを食べたり、苦手だったプロテインもとるようにしていましたね」と明かした。

 プレーする姿から大きな変化は感じられないが「トレーナーさんからは『脂肪がついてきた』と言われているみたいです」(美香さん)。さらに左右のバランスよく筋肉がついてきたことも、ケガをしないためには重要なポイントだ。美香さんも見ているだけでは「私も分かりません」というほどのわずかな変化。大改造というほどではないにしても、このオフのプチ肉体改造はしっかり成功しているようだ。

 アマ時代からツアーで優勝争いを演じてきた大物ルーキーはプロ初の首位発進にも浮かれることはなく「まずは予選を通過して上位で戦えるように頑張ります」。ツアー再開2試合目で昨年は出し切れなかった実力と、オフのトレーニングの成果を証明する。

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