先月23日にロサンゼルス近郊で交通事故を起こし、両足の骨折などの重傷を負って現在は入院中のタイガー・ウッズ(45=米国)が間もなく自宅療養に切り替わる見込みになった。ローリー・マキロイ(31=英国)がテレビ番組で語った。

 米のテレビ番組「トゥナイト・ショー」に出演したマキロイは「彼と少し話した」と、ウッズと直接連絡を取ったことを明かした上で「状態は良くなっていて、早ければ来週にも家に戻ってリハビリを始められそう。子供や家族と会えることは何よりもいいこと」と、間もなく退院できそうな見込みを話した。

 ウッズは先週の「アーノルド・パーマー招待」最終日もマキロイにテキストメッセージを送っていたという。4打差の7位からスタートしたものの、スコアを4つ落として10位の結果に終わると「『どうしたんだ?』のメッセージを真っ先に送ってきた」とマキロイは明かす。

「病院のベッドからでも熱いメッセージを送ってくれる」とマキロイが言うウッズは、逆転優勝したブライソン・デシャンボー(27=米国)に対しても最終日のスタート前に「ファイトしろ。パーマーさんのように大胆にプレーしろ」とのメッセージを送っていた。

 マキロイやデシャンボーの幼少期に絶対的な強さを見せつけていたウッズは、病床にあっても、やはり影響力は絶大なようだ。