帽子に東京五輪のピンバッジ 遼2020年へ強い意欲

2014年07月05日 16時00分

 目指すは2020年――。ゴルフの国内男子ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」2日目(4日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=パー71)、石川遼(22=CASIO)は71のラウンドで2アンダーの11位につけた。

 

 今大会の石川は帽子のやや後ろ寄りに2020年東京五輪のピンバッジをつけてプレーしている。「知り合いにもらったので、せっかくだからつけているだけです」と、特別な意味がないと強調したが、2016年のリオを含め、五輪出場に強い意欲を持っていることは間違いない。

 

 リオ五輪で112年ぶりに正式種目に復活するゴルフの出場資格は世界ランク上位15人に加えて各国上位2人とする案が有力。現時点では松山英樹(22=LEXUS)が15位以内(14位)にいるため、67位の小田、99位の石川を加えた3人が出場となるが、日本人最上位が定位置だった数年前とは違い楽観できない状況だ。

 

 昨年10月に開幕した米ツアーではシード獲得を最優先に臨んできたが、今大会を挟んだ1か月は北海道合宿でスイングを再構築。すでにシードを確保している来季、松山に続く米ツアーVを果たすべく準備を進めている(本紙既報)。

 

「アイアンと同じスイングを1Wでもすることが課題。初日は3割ぐらいしかできなかったけど、今日は半分できた」。スコアは初日より2打悪かったが、合宿の成果を少しずつ感じ始めている。目標に掲げる米ツアーで優勝すれば、大幅なランクアップは確実。その先にある五輪出場、さらにはメダル獲得へ、北の大地から再スタートを切る。