統合された20-21シーズンの再開初戦となる「ダイキンオーキッドレディス」(4日~、沖縄・琉球GC)を賞金ランク4位で迎える小祝さくら(22=ニトリ)は「複数回優勝と賞金女王」を今年の目標に掲げた。

 2日に行われた会見では「試合が近い感覚にならなくて、毎年(開幕戦は)終わってから試合あったんだなという感じです」。今年も気持ちは同じ。再開初戦を2日後に控える中でも、相変わらずのマイペースぶりを発揮した。

 それでも、目標は大きく、しっかりと定めている。これまであまり口にしてこなかったが「賞金女王は常に一番の目標です」と胸に秘めてきた思いを明かした。

 例年、オフはハワイで合宿を行ってきたが、コロナ禍の今年は2月のほぼ1か月を宮崎で過ごした。「意外と寒くて、風も強かったので体は動かしにくかったんですけど(拠点とする)千葉よりは暖かいと思って練習していました」。

 海外合宿も、旅行も、自由に外出もできなかった分、コロナ明けには「ピラミッドを見に行きたいですね。以前から興味があるんです」。次のオフはエジプト旅行で初の賞金女王を祝うつもりだ。