女子ゴルフの安田祐香(20=NEC)が、新たにインテリア用品の製造・販売大手の東リとスポンサー契約を結んだ。2日に同社が発表した。

 神戸(兵庫)出身の安田は、兵庫・伊丹に本社を構える同社と同県の縁があり、今回のサポートが実現したという。国内女子ツアー2021年初戦「ダイキンオーキッドレディス」(4日開幕、沖縄・琉球GC)から「東リ(TOLI)」ロゴの入ったキャップを着用してプレーする。

 安田は同社を通じて「創業100年を超える地元兵庫県の歴史ある会社にサポートしていただけることをとてもうれしく思います。2021年初戦より東リ様のロゴをつけて出場します。今、コロナ禍で多くの方が苦労されています。大変な状況にある中で契約していただけることに感謝し、プロゴルファーとして貢献できるよう頑張ります」とコメントした。

 ミレニアム世代の1人である安田は、滝川二高校2年時の2017年6月に日本女子アマに優勝。その後19年11月にプロテスト一発合格し、昨年プロデビューを果たした。今年はツアー初優勝が期待されている。