国内女子ツアー「サントリーレディス」最終日(15日、兵庫・六甲国際GC=パー72)、アマチュアの森田遥(17=高松中央高3年)が73のラウンドで4アンダーの9位に食い込み、2年連続のローアマに輝いた。アン・ソンジュ(26=韓国)が14アンダーで今季3勝目を挙げた。

 5アンダーの6位で出た森田遥は1、2番を連続バーディーとする会心のスタート。一時は8アンダーまでスコアを伸ばし、優勝争いに絡む勢いを見せた。中盤以降は11番でダブルボギーを叩くなど「ミスがミスになってしまった」と失速したが、今季ツアー6試合の出場で3度目のトップ10入り。「(3アンダーの14位だった)昨年より1打よかったので成長したと思う。体力がついて、いいプレーが続けられるようになった」と手応えを口にした。

 次戦はディフェンディングチャンピオンとして迎える「日本女子アマ選手権」(24日~、茨城・大洗GC)。今大会ではイーブンパーの24位に終わった勝みなみ(15=鹿児島高1年)らも出場し、例年にない注目を集めるのは確実だが「どの試合も試合は試合なので『女子アマ』だからといって特別なことはない。昨年より(コースが)相当難しいと思うけど、自分なりに頑張ります」。ツアーでも結果を出し続けている17歳はクールに連覇を狙う。