国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」2日目(24日、中京GC石野C=6459ヤード、パー72)2アンダーの10位で出たアマチュアの堀琴音(18)が5バーディー、2ボギーの69をマークし、通算5アンダーの2位につけた。首位はアン・ソンジュ(26=韓国)で同6アンダー。

 またまたアマが大暴れだ。堀は2、3番で連続ボギーの苦しいスタート。それでも「バタついてしまったので、落ち着いてやるしかないと思った」とその後はボギーなし。18番パー4では6メートルのバーディーパットを沈めて、締めくくった。

 今年3月に滝川二高を卒業し、7月のプロテストを目指す立場。今大会を制すれば、ひと足早くプロ転向の道も開けるが「それは考えたことがないですね」。結果にかかわらず、テストは受験する意向だ。

 3週前の「サイバーエージェントレディス」に続き、出場2試合連続で最終組で迎える最終日。「前回は落ち着きがなかった。自分では気づかなかったけど、コーチからはリズムが早かったと指摘されました」。4位に終わった反省を生かし、最後まで優勝争いに加わるつもりでいる。

 冷静にプレーするためにも「スコアは意識せず、一打一打を大切にしたい」。無欲の堀が勝みなみ(15=鹿児島高1年)に続く、今季2人目のアマチュアVに突き進む。