【カリフォルニア州サンディエゴ31日(日本時間1日)発】米男子ゴルフ「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」最終日(トーリーパインズGC南C=パー72)、45位から出た松山英樹(28=LEXUS)は、3バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーの53位だった。通算14アンダーのパトリック・リード(30=米国)が優勝した。

 10番からスタートした松山は、13番、14番でボギー。18番でバーディーを奪ったが、折り返しの1番で再びボギーを叩き、流れを変えられなかった。5番でもスコアを落としたが、終盤の6番、8番ではバーディーを奪い意地を見せた。

「いい感覚が最後までなかった」と振り返った松山。それでも、同組で回ったフランチェスコ・モリナリ(38=イタリア)とルーク・リスト(36=米国)が66で回る好プレーで10位にまで上げたことに刺激を受けた模様。「2人のプレーが見られたのは収穫だった。切り替えていきたい」と2016、17年に連覇した次戦「フェニックス・オープン」(4日開幕)に向け、仕切り直しを誓った。