勝みなみ記録づくめ快スコアの秘密

2014年05月10日 16時00分

最終18番、バーディパットを決め笑顔でガッツポーズの勝みなみ

 ゴルフの国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」2日目(9日、茨城GC西C=パー72)、初日に115位と出遅れたアマチュアの勝みなみ(15=鹿児島高1年)が大会記録タイとなる65をマークし、通算3オーバーまで一気に巻き返した。その意外な理由とは?

 

 勝自ら「初日とは違う人みたいでした。びっくり」と口にするほどのラウンドだった。この日はパットが絶好調。14番で10メートル、18番では13メートルとロングパットを見事に沈めた。10バーディーは公式戦最多記録。65は大会レコードタイ、アマに限ると公式戦最少ストローク記録となった。

 

 勝は快進撃の要因について「調子がいいと(パットの)アドレスした時にボールがどこでどんな風に曲がるのか、白い点線のようなものがぼんやり見えるんです。今日はそれが見えていました」と明かした。ラインが見える原因は不明だが、体調や集中力などさまざま要素が重なってのものだろう。史上最年少Vを果たした4月の「KKT杯バンテリンレディス」でも「ラインが見えていた」という。

 

 そんな勝は、初日前夜に「夕食に食べると次の日にいいスコアが出る」という“勝負メシ”の餃子を食べて臨むも不発。8日の夕食はビーフシチューだった。勝は「夕食は何でもいい? いいメニューがなくなりそうです」と笑顔。白いラインが見えていれば、上位進出も十分に狙える。

 

 大会2日目は、雷の影響で約3時間30分も中断し、日没サスペンデットで全員がラウンドを終えることができなかった。10日午前から競技は再開され、勝は35位で堂々の予選突破を果たした。3日目以降のV争いとともにプロを驚かせた勝のプレーから目が離せない。