【ハワイ州ホノルル16日(日本時間17日)発】米ツアー「ソニー・オープン」3日目(ワイアラエCC=パー70)、7位から出た松山英樹(28=LEXUS)は66とスコアを伸ばしたものの、首位と5打差の13アンダー、13位に後退した。61で回ったブレンダン・スティール(37=米国)が18アンダーで首位に立った。

 3打差を追ってスタートした松山は5番でボギー先行も、9番パー5では4メートルを沈めて、前日に続いてのイーグル。後半は16番パー4でグリーン右のバンカーからチップインを決めるなど、3バーディー、ノーボギーとスコアを伸ばした。
 とはいえ、この日は61が2人、63が3人など、ビッグスコアが続出。3メートル前後のバーディーチャンスを逃し続けた松山は順位を落としてのフィニッシュとなった。

 2日目の後半から一転、再び決まらなかったパッティングについては「先週から今週の2日目の前半までと違って、しっかり打てていて入らないだけ」と自己評価。ショットは好調なだけに「入ってくれれば、10アンダーぐらい出そう」と最終日の猛チャージを予感させる言葉を口にした。

 小平智(31=Admiral)が6アンダーの60位、木下稜介(29=ハートランド)は5アンダーの66位となった。