<中日クラウンズ>松村「ツアー歴代3位の60」好発進にはワケがある

2014年05月02日 16時00分

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」初日(1日、名古屋GC和合C=パー70)、前年優勝の松村道央(30=吉野電化工業)がツアー歴代3位となる10アンダーの「60」をマーク。2010年に石川遼(22=CASIO)が叩き出した、当時世界主要ツアーの最少記録「58」にあと2打と迫る好スコアで首位に立った。

 ロケットスタートにはワケがある。「連覇をするためにここに来たと思っている」。松村は今大会に照準を絞ってオフを過ごしてきた。シーズン序盤に万全の状態を作るため、例年に比べても早めの調整。自宅のある東京ではトレーニング中心、暖かい宮崎でラウンド中心の練習を1週間ずつ交互にこなし、実に5回も往復した。

 その成果が出たのが3月のツアー初戦の「インドネシアPGA選手権」。狙いからすれば、早過ぎるほどの仕上がりでツアー4勝目を挙げた。

 国内初戦の「東建ホームメイトカップ」では署名ミスで失格という騒動も起こしたが、ゴルフの方は「インドネシアの状態に戻っている」と絶好調。目指す連覇にこれ以上ない滑り出しだ。

 過去、連覇のかかった大会は「無難にこなしてしまった」と今回は攻めのゴルフがテーマ。その気持ちを表現するように、今週初めに金髪に染めて会場入りした。石川をはじめ、上位には歴代優勝者が並び、激戦が予想されるが「常に1位をキープしたい。そのイメージを持つことが大事だと思う」。初日の勢いのまま、最後まで駆け抜ける。