ルーキーイヤーの昨年ツアー初優勝を飾ったミレニアム世代の西村優菜(20)がスターツコーポレーションと所属契約を結び13日、リモートで記者会見を行った。契約は3月1日から。

 同社には卓球日本代表で同い年の伊藤美誠(20)が所属。会見で西村は「自分も世界のトップレベルで活躍する夢を追いかけていきたいと思います」と意気込んだ。

 東京五輪については「期間が短いので出場は難しいと感じていて、出られるに越したことはないんですけど、今後、世界で戦うのに向けての通過点と考えられたらいいなと思います」。

 現在は日本人8番手の世界ランク86位。最大で一か国4人の代表枠に入るには前半戦でかなりの活躍が求められる。

 シーズン継続のなか迎える2年目は「複数回優勝することと、賞金ランク5位以内に入ることを目標にしています」。勝負カラーは特に決めていないとしながらも、同社のコーポレートカラーである「水色で優勝できたら最高ですね」と話した。