【ハワイ州カパルア9日(日本時間10日)発】米ツアー「セントリー・チャンピオンズ」3日目(カパルアリゾート・プランテーションC=パー73)、松山英樹(28=LEXUS)は72とスコアを伸ばしたものの、1オーバーの42位で最下位脱出はならなかった。首位はハリス・イングリッシュ(31)とライアン・パーマー(44=ともに米国)で21アンダー。

 前半を2バーディー、2ボギーで折り返した松山は、終盤の16番パー4の2打目を1メートルにつけ、この日3つ目のバーディー。3日目にして今年初のアンダーパーをマークした。

 パッティングは初日からの不調が続いており「もう一日あるのでいいきっかけをつかみたいですね」。出場42人中33人が2桁アンダーという伸ばし合いのなか、ただ一人のオーバーパーという状況とあって「何を目標にしていいか分からないですけど、来週につながるプレーをしたいと思います」と話した。

 昨年の「全米プロ」を制したコリン・モリカワ(23)が20アンダーの3位、昨年優勝のジャスティン・トーマス(27=ともに米国)が17アンダーの5位につけている。