PGA倉本会長が「日本プロ」改革案

2014年04月16日 11時00分

倉本昌弘会長

 男子ゴルフの今季海外メジャー初戦「マスターズ」は最年少Vを狙ったジョーダン・スピース(20=米国)とのマッチレースを制したバッバ・ワトソン(35=米国)の2年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。日本勢は期待の松山英樹(22=LEXUS)が3度目の出場で初の予選落ち。昨季まで5年連続出場の石川遼(22=CASIO)は出場権を得られない寂しい結果に終わった。

 そんななか、会場を訪れた日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(58)は国内ツアーのメジャー初戦として行われる「日本プロ選手権」(6月5日開幕、兵庫・ゴールデンバレーGC)の改革案を口にした。

「現在の日程では米ツアーを主戦場とする石川や松山は出場できない。再来年の2016年には9月に試合を移したい」

 今季は9月の第2週は空き週がある。先日発表された「ネスレ日本マッチプレー選手権」が開催されるが、これはツアー外競技だ。一方、米ツアーは上位30人のみで争われる最終戦「ツアー選手権」。ここに残れなかった場合には…という条件付きながら石川、松山の出場も可能となる。

 ただし、障害がないわけではない。同週の国内女子ツアーは「日本女子プロ選手権」。同じ週に国内メジャーをぶつけるのは避けたいところだが「この週は女子の海外メジャー『エビアン選手権』もある。国内と海外のメジャーが重なって、宮里藍ら米ツアー組が出られないというのはどうか? そういう機運が高まってくれればいいんだけど」(倉本会長)

 あくまで女子は女子の事情で日程変更になり、そこに滑り込むのが倉本会長の理想の展開というわけだ。「日本プロ」はプロゴルファー日本一を決める大会。石川と松山が顔を揃えることが理想なのは間違いない…。