日本女子プロゴルフ協会の「新人セミナー」(14~17日)が今週、リモートで行われ、安田祐香(19=NEC)ら昨年のプロテストに合格した9人とティーチングプロ28人が参加。最終日の17日は世界陸上銅メダリスト・為末大氏(42)による「アスリートと社会貢献」などの講義が行われた。

 すべての日程を終え、取材に応じた安田は「まだ未熟なんですが、プラスに言えば、学ぶことがあって、伸びしろがあるということなので、技術も大切なんですけど、人として尊敬される人になりたいと改めて思いました」。為末氏の講義を受け、社会貢献への関心も強くなった様子。そのほか、SNSの使い方やメーク、礼儀などを学んだ。

 プロ1年目はケガもあり、なかなか思うような成績を出せなかった。シーズンは来年末まで続く変則日程となっており「まだ試合はたくさんあるので、まずシードを取ってホッとしたいなと思います」。3月の開幕に向け、オフのスケジュールはこれから本格的に考えていくという。

 クリスマスイブの24日が20歳の誕生日。年明けには成人式も控える。「誕生日は友達とご飯に行って、成人式にも出席する予定でいます」。一つの区切りを迎え、気持ちも新たに2021年に臨む。