ゴルフ世界ランク1位のタイガー・ウッズ(38=米国)が1日、自身の公式サイトで10日開幕の「マスターズ」(ジョージア州オーガスタ)を欠場すると発表した。

 3月31日にユタ州で痛めている腰の椎間板切除手術を受け、安静と数週間のリハビリが必要だという。ウッズは昨年末から腰の不調を訴え、3月の「ホンダ・クラシック」では腰のしびれで最終日に棄権していた。

 その後も治療を続けてきたが回復しなかったため、手術に踏み切った。

 1995年にアマチュアとして初出場してから19年連続で「マスターズ」に出場し、4回の優勝を誇るウッズにとって初めての欠場となる。

 96年のプロ転向後、4大メジャーの中で唯一フル出場を続けてきたが、その記録も途切れることになった。

「マスターズは特別。出られないのは非常に残念。今後もリハビリのため、数試合欠場することになるだろう」と無念のコメント。復帰は早くて夏になるもようだ。