女子ゴルフの「JLPGA新人戦・加賀電子C」初日(10日、千葉・グレートアイランドC=パー72)、安田祐香(19=NEC)は前半で3ボギーと苦しんだものの、後半巻き返し、1オーバーの4位につけた。首位は山下美夢有(19)で3アンダー。

 グレートアイランドCは先月のツアー「伊藤園レディス」(安田は45位)でもプレーしたコース。総距離は約250ヤード短い6488ヤードの設定だが「難しいコースという印象があって、なかなかバーディーが取れませんでした」という。寒さと雨で飛距離が1番手近く落ち、そのアジャストも「難しかった」と振り返った。

 それでも「ショットは悪いというほどではなくて、5メートル以内のチャンスも結構ありました」とか。バーディーパットは決まらなかったが、ツアーでも難しいパー3として知られる17番では、2メートルのチャンスを作った。

「ショットがついたのにバーディーが少ないのは残念なんですけど、それをものにしたら、今日よりいいプレーができると思うので、明日も丁寧にやりたいと思います」

 11日は年内最後の試合でのラウンド。「勝ちたいんですけど、いいプレーで終わりたいという気持ちもあって、アンダーで回れるようにしたいですね」。来年につながるプレーでルーキーイヤーを締めくくる。