【日本シリーズJTカップ】最終日 石川遼は連覇ならず4打差の6位

2020年12月06日 16時45分

石川遼は連覇は逃すもスイング改造に手ごたえ

 ゴルフの男子ツアー年内最終戦「日本シリーズJTカップ」最終日(6日、東京よみうりCC=パー70)、連覇を狙った石川遼(29=CASIO)は1イーグル、1バーディーと2ボギーの69で、通算4アンダーの6位だった。2打差の3位から出たチャン・キム(30=米国)が67で回り、通算8アンダーとして逆転優勝。ツアー通算5勝目を挙げた。

 17番パー5。4番アイアンで打った2打目はピン手前1メートルに付いた。

 これを決めてイーグル。だがこの日は最初のバーディーが15番で、その前は9番でボギーがひとつだけ。4打差の逆転を狙いながらも伸ばせず「悔しかった」と振り返った。

 今年は大幅なスイング改造に取り組んでいる。

「壊す、というか足や軸の位置から、根本的な部分を変えています」とあって、試合ではトップやダフりのミスが出ることもしばしば。

 それでも練習を繰り返す。「練習すると、昨日100できたことが今日は105ぐらいになっている。試合でできているのは半分ぐらいだけど、それが50から55ぐらいに(日々)なっている」と進化の手ごたえを得ている。

 すべては腰の故障などで3年前に撤退を余儀なくされた米ツアーに戻るため。「将来はPGA(米ツアー)しか考えていない」と言い切る。

 この日は昨シーズンの平均飛距離が315・83ヤードで1位(石川は300・92ヤードで9位。今季は計測されず)のキムをドライバーでアウトドライブするシーンもあるなど、着実に歩を進めている。

 15歳の高校1年だった2007年にアマチュアでツアー優勝し、「ハニカミ王子」となった石川も来年9月で30歳となるが、まだまだ進化をし続ける。