
国内女子ツアーの「増枠予選会ファイナルステージ」最終日(3日、兵庫・有馬CC=パー72)、4位から出た黄金世代の高木優奈(22=グランフィールズCC)は70のラウンドで、4アンダーの5位に食い込んだ。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)では来年の各大会主催者と出場人数を増やす方向で協議中。今回の予選会は増枠分の優先出場順位を決定するもので、出場機会を得る目安は10位以内という狭き門だった。
高木は「とりあえず、トップ10と思っていたので、今日は一つでもスコアを伸ばせたらと思っていました」。5位となったことで、来年はこの資格によるものだけでも10試合以上の出場が見込まれる。
先週「ツアー選手権リコー杯」を制した原英莉花とはジュニア時代から仲が良く、練習ラウンドをともにすることも多い。
祝福の連絡をした際には「いつも優勝の瞬間に立ち会えていないので、来年はその場にいられるように(この予選会で)頑張ってくるねという話をしました」。
昨年は下部のステップアップツアーで優勝し、今季はレギュラーツアーでトップ10入りも経験。自身も上位での活躍を目指していく。
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