【マスターズ】松山 「苦手意識」対策を立て来年4月の次回大会へ

2020年11月16日 11時00分

バンカーショットを放つ松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ15日(日本時間16日)発】男子ゴルフのメジャー「マスターズ」最終日(オーガスタナショナルGC=パー72)、松山英樹(28=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを伸ばせず通算8アンダーの13位だった。来年4月開催の同大会に向けて「苦手意識」を克服し、悲願のメジャー制覇を誓った。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(36=米国)が大会レコードの通算20アンダーで優勝した。

 最終日は濃霧の影響で10分遅れのスタート。首位と8打差で出た松山は前半を2バーディー、1ボギーとスコアを1つ伸ばして折り返すと、後半は10番パー4をボギー、11番パー4では3パットのダブルボギーでスコアを落とした。13番パー5、15番パー5をともにバーディーとし、取り返したものの、この日はイーブンパーだった。

 予選ラウンドでは初日、2日目とも68と順調にスコアを伸ばし首位と1打差で決勝ラウンドに臨んだものの、2日間ともパープレーで、V争いに絡めなかった。

 ホールアウト後、松山は「うまくいったところもありますし、悪かったところもあって、結果としてすごく悔しいですけど、いい1週間だったかなと思います」と大会を振り返り、来年4月の「マスターズ」に向けて「少し苦手意識が出ている感じがあるので、対策をしっかりして来年、良いプレーができるようにしたいと思います」とコメントした。

 優勝も期待された今大会だが、最終日はフェアウエーキープ率64%、パーオン率67%とし、なかなかチャンスをつくり出せなかった。そんな松山について「マスターズ」を中継したTBS系で解説を務めた元世界ランキング4位の中嶋常幸(66=静ヒルズCC)は「もっともっとできると思いました」と話した上で、松山が発言した「苦手意識」について「チャンスを逃したときに“またか”とシュンとしたとき、こらえられなくなっている」と推測。その上で「流れがつくれるゴルフができれば、そんなこと(苦手意識)はない」と指摘し、日本男子初のメジャー制覇を期待していた。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で11月開催となったが、来年は通常通り4月に実施される予定。松山は「なかなかいい結果が出ないけど、しっかり頑張って来年は必ず勝てるように頑張ります」と優勝を宣言したが、その日が近づいているのは間違いないようだ。