【マスターズ】松山は首位と1打差の8アンダーに浮上して日没サスペンデッド

2020年11月14日 08時12分

首位に1打差に迫った松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ13日(日本時間14日)発】男子ゴルフのメジャー「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)2日目は前日に日没サスペンデッドとなった第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、松山英樹(28=LEXUS)は第2Rの15ホールで4バーディー、ノーボギーと4つ伸ばし、通算8アンダーで首位と1打差に迫ったところで日没サスペンデッドとなった。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(36)。同3位のジャスティン・トーマス(27=いずれも米国)ら4人が第2Rを終えて通算9アンダーの暫定首位に並んでいる。

 1番ホールでの松山のバーディーパットはカップに向かって一直線。幸先のいいスタート、と思われたのが、あとひと転がりで急ブレーキがかかったように止まった。

 今日はカップに嫌われる日になってしまうのか…そんな気持ちになりそうな状況も、2番パー5で2オンに成功させ、きっちりバーディーを奪って払拭させる。

 ティーショットをアイアンで刻んだ3番パー4は2打目をショート。4番パー3は右5メートルにオンとなかなかチャンスが来ない中で、5番パー4ではグリーン右からのアプローチが3メートルオーバーしてしまうが、ここはきっちり決める。

 グリーンをとらえたティーショットが傾斜で手前に戻ってしまった6番パー3もアプローチで寄せてパーセーブと耐える展開が続く。

 ようやくチャンスが来たのは8番パー5だった。3打目はカップをかすめて奥1メートル。ところがバーディーパットは右に切れてしまう。

 9番パー4はフェアウエーからグリーンをショートしてパーで、前半はひとつ伸ばしただけにとどまったが、10番パー4で2打目を2メートルにつけて、2つ目のバーディーを奪った。

「アーメン・コーナー」に入ると11、12番とパー。13番パー5の2打目はフェアウェーから176ヤードと絶好の位置からだったが、グリーンに届かず。クリークに落ちることは免れたが、ボールはラフにすっぽりと埋まってしまう。

 それでもここから3メートルに乗せ、次を決めてバーディー。通算7アンダーで順位も7位に上がり、いよいよ9アンダーに4人が並ぶ首位グループが見えてきた。

 続く14番パー4はティーショットを左の林に曲げながらも、木の上を抜いて奥4メートルに乗せてパーセーブ。

 15番パー5はティーショットを打った後に日没サスペンデッドを告げるホーンが鳴ったが、プレーを続けてこのホールを終えることを選択。残り248ヤードの2打目はグリーン左に外したものの、傾斜でクッションさせて3メートルに乗せ、バーディーパットも確実に決めて8アンダー。首位と1打差に迫ったところでこの日のプレーを終えた。

 第2Rの残り3ホールと決勝ラウンドでどんなプレーを見せてくれるのか。史上初の秋開催となった「マスターズ」で悲願のメジャー制覇を達成できるかが注目される。

 ◆松山英樹の話「全体的に、昨日よりもいいプレーができた。週末にコースコンディションがどう変わるかは天気次第。自分のベストを尽くすだけ」