ゴルフの祭典「マスターズ」の歴代優勝者が集う大会前恒例の「チャンピオンズ・ディナー」で、前回覇者タイガー・ウッズ(44=米国)はメニューにすしを入れた。

 その名も「オーガスタ・ロール」で、エビの天ぷらやアボカドが入った米国スタイルでわさびとしょうゆ添え。メインはステーキやメキシコ風のチキンを選んだ。「南カリフォルニアで生まれ育ち、すしは子供の頃からよく食べていた」とウッズは過去4度、メニューを選択した「ディナー」でも、すしや刺身を選んでいる。

 11日に行われた会見でもチャンピオンズ・ディナーの思い出を聞かれ「ジーン・サラゼンとサム・スニードがミルクセーキを飲んでいるのを見るのは最高だった。ディナーの中で話した内容は私たちだけのものだが、それは素晴らしい話だった」と懐かしそうに振り返っていた。