「TOTOジャパンクラシック」(6日~、茨城・太平洋C美野里C)が今季国内3戦目となる渋野日向子(21=サントリー)は5日、インの9ホールを回って最終調整を終えた。

 国内復帰戦となった先週の「三菱電機レディス」で予選落ちを喫するなど、苦戦が続く渋野は「夜、悔しがって寝ても、朝には新しい一日が始まる。切り替えてやらなきゃいけないとつくづく思います」。今大会にも新たな気持ちで臨む。

 初日は同じ黄金世代の畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)、原英莉花(21=日本通運)とのラウンド。「2人とも飛距離が出るので、20~30ヤード置いていかれると思います。負けたくない気持ちもあるんですけど、そればかり意識すると、ブンブン丸になっちゃうので、そうならないようにしたいと思います」。練習ラウンドの段階では先週に比べ、飛距離が出ていないという。

「結果よりも内容を重視」と断ったうえで、目標に掲げたのは「一日2~3アンダー」。予選落ちのない3日間大会だけに、初日から積極的なプレーが見られそうだ。