「TOTOジャパンクラシック」(6日~、茨城・太平洋クラブ美野里C)の指定練習日だった4日、先週の「三菱電機レディス」でツアー初優勝を挙げたミレニアム世代の西村優菜(20)がリモート会見に出席した。

 最終日に6打差をひっくり返した大逆転劇の反響は大きかったようで「たくさんメッセージをもらったり、直接『おめでとう』と言ってもらえてうれしかったです」。改めて、最終日を首位で迎えながら7位に終わった「日本女子プロ選手権」(9月)の「反省を生かしながらのラウンドだったので、そこをしっかり分析できていたのが一番かなと思います」と勝因を語った。

 今大会に向けては「まず体をフラットに戻すことをやろうと思っています」。優勝争いの中で、気持ちが前のめりになり、知らず知らずのうちに変化したスイングのリズム、テンポを元に戻すことが練習日のテーマだ。

「トップ10を目指してプレーするのは変わらないので、今週も焦らず、丁寧にやっていこうと思います」。ブレることなく、常に安定して上位を争う選手を目指していく。