9月に妊娠を発表した横峯さくら(34=エプソン)が、妊娠7か月で国内女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」(6日開幕、茨城・太平洋クラブ美野里C)に参戦する。

 横峯は「出るからには上位を目指したい。妊娠中でも上位で戦えるんだというメッセージも届けたい」と意気込みを語った。子供は男の子で来年2月21日が出産予定。出産前は今大会が最後になるという。

 現在のプレーに支障はなく「歩かないといけないというのもありますし、ラウンドは10日に1回ぐらいはやっています。お医者様からも小さい時からやっているゴルフなのでプレーや試合は問題ありませんと言われています」と語った。

 妊娠7か月でおなかもふっくらしているなか、この日は試合会場で練習ラウンド。ウエアはMからLLになり、ドライバーの飛距離も20ヤードほど落ちた。アイアンは契約するキャロウエーからつくってもらった特注品を使用している。

 今後については「(復帰は)8月か9月頃を予定しています。自分の体調と相談しながらなるべく早く復帰したいと思っています。今後の目標は米ツアーで1勝、日本ツアーでは永久シードをとりたいと思っているのでそこは変わっていないですね」と説明した。