「樋口久子・三菱電機レディス」2日目(31日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)、渋野日向子(21=サントリー)は77と崩れ、5オーバーの65位で予選落ちした。

 開幕戦の「アース・モンダミンカップ」に続き、国内では2試合連続の予選落ちとなった。首位は勝みなみ(22=明治安田生命)で10アンダー。

 32位から巻き返しを図った渋野だったが、5番パー4では3打目のアプローチがグリーンをオーバー。奥から4打目のアプローチも寄せ切れず、ダブルボギーとした。

 7番パー4を3オン3パットのダブルボギーとすると、初日にホールインワンを達成した8番パー3では第1打をグリーン手前に外してボギー。前半を5オーバーとすると、後半も巻き返すことはできなかった。

 アマ時代からホールインワンをした試合で予選を通ったことがないというジンクス継続に「やっぱりダメ。なかなか解けないです」と苦笑い。一方で「受け止めたくないんですけど、結果は受け止めるしかないですね」と厳しい表情も浮かべた。

 来週の「TOTOジャパンクラシック」(11月6日~、茨城)は予選カットがない3日間大会。「えっ、予選落ちないんでしたっけ?」とすっかり忘れていた様子の渋野は「その分初日から攻めていけると思います」。思い切りのいいプレーで昨季の輝きを取り戻したいところだ。