【スタンレーレディス】今季初V稲見萌寧「2メートルが8回連続で入るまで」パット練習で課題克服

2020年10月12日 06時15分

優勝トロフィーを手にポーズを決める稲見萌寧(代表撮影)

 課題克服の裏には――。2日目(10日)の中止で36ホールに短縮して行われた国内女子ツアー「スタンレーレディス」最終日(11日、静岡・東名CC=パー72)、1打差の8位から出た稲見萌寧(21=都築電気)が67をマーク、通算5アンダーで並んだ3人でのプレーオフを制し、通算2勝目となる今季初優勝を挙げた。

 昨季はツアー参戦1年目にしてパーオン率1位に輝いたショットの名手は、この日も全18ホールでパーオンに成功する安定感を発揮。18番パー5で行われたプレーオフでも、もう少しでイーグルという3打目からバーディーを奪い、1ホールで決着をつけた。高確率でグリーンをとらえる秘訣は「ドロー、フェード、高い球、低い球などの打ち分けはせず、持ち球一筋でそれを安定させること」。今大会を終え、今季もパーオン率1位に立った。

 一方で平均パット数(パーオン時)は昨季43位とグリーン上が課題だったが、今季は同部門でも13位と好調。「AIG全英女子オープン」(8月)から帰国し、自主隔離が終わった後は試合会場でも、地元でも「2メートルが8回連続で入るまで」というパット練習を連日続けてきた。送り迎えをする父・了さんによれば「15分で終わることもあれば、2~3時間かかることもあった」という。

 3週前の「デサントレディース東海クラシック」から「構えた感じが良かったので」とパターを替えたことも奏功。新しいパターは2勝目、3勝目もたぐり寄せてくれそうだ。